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中古車オークション

中古車の流通方法としては、中古車オークションを経由して取引が行われるのが主流です。

では、中古車オークションとはいかなるものでしょうか。
ここでは、中古車オークションの特徴や長所、短所、利用方法などについてまとめていきます。

 

(中古車オークションのシステム)
中古車オークションと言っても、その内容は一般のオークションと違いはありません。

 

・出品店が出品車両を持ち込む
 このときに、車名や年式、走行距離などの出品車両に関する情報を記入した「出品票」を出品車両のダッシュボードにおいておきます。この情報を元に取引が行われるので、万が一誤りがあるとトラブルの元になります。

 

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・会場の車両検査
オークション会場の検査員が、出品票に記入した情報に誤魔化しはないかを検査します。
結果、何も出品票の通りであれば、出品票に結果を書き、また車両を総合的な評価が下します。
評価点が高ければ、内装外装ともに傷や補修はなく新車に近いということになります。

この評価が、オークション時に購入希望業者の判断材料となります。

 

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・出品番号・順番の決定
検査が終わると、出品する順番が決められます。
オークション会場によって割り振りは異なりますが、買取専門店からの出品、事故車などカテゴライズされてわけられることになります。

 

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・出品ヤードでの展示
オークション会場の出品車スペースへ移動します。
この時、出品番号順に並び、車両は出品データ用の写真撮影が行われます。

 

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・下見
出品スペースに移動してから、オークション開催までは購入希望業者がその目で車の状態を確認できるようになります。
鍵はつけたままで、エンジンをかけてミラーやエアコンと言った電装品の状態をチェックできます。
このことは「現車の下見」という言葉で表現されます。

ただし、実際に運転することは出来ません。
また、下見の期間は専用コンピューター端末にて、出品票と出品データとして撮影された写真を確認できます。
このことは、「画面で下見」という言葉で表現されます。

 

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・オークション
出品車のスタート価格、売却希望価格は、事前にオークション会場の担当者に伝えられます。
購入希望者が知ることが出来るのは、スタート価格のみで売却希望価格を知ることは出来ません。
購入希望者は、競りが始まったら一押し3000円~5000円で価格が上がる入札ボタンを使って、、出品車両を競っていきます。
売却希望価格以上となったら、一番高値をつけた最終落札業者が出品車両を落札することが出来ます。

オークションに参加するには、本来であれば会場に足を運ぶ必要があるのですが、ネットワーク技術の進歩により衛星回線、ネット回線による参加も可能となりつつあります。

競りでもし売却希望価格に満たないと、再出品かオークションをやめるかの判断を出品者はしなければなりません。

 

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・オークション終了
出品店は、出品車両の名義変更用の書類をオークション会場に提出、車両代金を受け取ります。
落札店は、車両代金を支払い車両と名義変更の書類を受け取ることになります。

落札店は、もし、車両に不具合が生じた場合にはオークション会場にクレームを申請することが出来ます。
また名義変更の手続きは、オークション会場の規定にある期間内に行わなければなりません。

 

(中古車オークションの種類)
まず、中古車オークションには、運営母体により分別することができます。

 

①中販連系
中小の中古車販売店の業界団体(日本中古自動車販売協会連合会)による中古車オークション

 

②メーカーディーラー系

③中古車オークション専業者
他のオークションは運営する母体が業界団体だったりメーカーだったりと、あくまでも本業に付随する形で運営されています。しかしながら、この中古車オークション専業者は、オークションの運営だけを行う形になるので出品台数やオークションのシステムが優れています。

 

以前、オークションの主流は中販連系でした。
事実、地域密着であるために地方ではこのタイプのオークションしかないところもあります。
しかしながら、現在ネットワーク技術などの設備面や運営に関して積極的に取り入れているメーカーディーラー系、中古車オークション専業者系が主流となっており、オークション会場同士のつながりも深くなっています。

 

(中古車オークションの参加資格)
本来、中古車オークションは中古車販売店、ディーラーの取引をする場所として誕生しました。
このために、一般の消費者は現在も参加することは出来ません。

 

また、個人でなくても会員になることは、現在難しくなっています。
会員の審査には中古車オークションの現会員2社からの推薦や実店舗の有無などが必要となっています。

 

(個人での利用)
個人では参加できない中古車オークション。
しかしながら、利用することが完全に出来ないかというと、方法はあります。
それが中古車オークション代行。

 

これは、会員資格を持つ代行業者がオークションに参加して、車の売買を行うサービスです。

代行手数料は、多くのところでは100万円以上(オークション価格)ならば5%、100万円未満は一律5万円。
となっています。安いところだと3万円台でも代行してくれるところがありますので、代行を頼む前によく料金体系を確認ください。

 

また、オークションの参加に当たって現車の下見をしてもらうには、別に現車下見代行サービスを依頼する必要があります。
費用は2000~3000円程度です。

 

◇中古車オークション代行を頼むメリット・デメリット
《メリット》
1.中古車販売業者と違い、車両の維持管理費や広告費などがかからないので、より安く購入できます。
2.店舗にある少ない在庫とは違い、1オークションで1万台以上もの車両から好みの車や状態の良い車を探し出すことが出来ます。
3.第三者であるオークション会場の検査員が、事前にしっかりと車両の状態を確認してくれます。
4.膨大な数の車両から、自分の希望の車を探し出す手間が省けます。

 

《デメリット》
1.納車まで現車を確認することが出来ません。
2.オークションは、価格が競り上がっていくので購入価格を事前に確定することが出来ません。したがって、希望の車両を落札出来ないことも考えられます。
3.中古車販売店であれば、販売前に整備・点検、そして保証を行いますが、オークションの場合には直接納車されます。整備・点検をしたい、保証をつけてほしいならば別のサービスを依頼することになります。
4.基本的に車両自体に不具合がなければ返品・キャンセルは出来ません。